Search


Category Archives

2007年10月30日

学校では教えてくれない原子力について


原子力と人間。この問題の背景には何があるんでしょうか。

物質を構成する天然の元素を原子番号順に水素からウランまで並べると、中央の鉄付近の元素の原子核が最も安定しており、これから離れるほど不安定になる。従って原子番号が特に小さい元素の原子核を合体させたり、原子番号が特に大きい元素の原子核を分割したりすると、この安定性の差に相当するポテンシャルエネルギーを熱エネルギーとして取り出すことができる。これらの2種類の核反応をそれぞれ核融合および核分裂と呼び、これらの核反応から得られるエネルギーが原子力である。核融合については原子番号が最も小さい水素の核融合が原子力として利用されている。核分裂については原子番号が最も大きいウランの核分裂が原子力として利用されている。さらにウランよりも原子番号が大きい人工元素プルトニウムを製造して利用することもある。核反応はガソリンの燃焼などの化学反応に比べて桁違いの大きさのエネルギーを発生する点が特徴である。

原子力は、核融合と核分裂という原理の違いのほかに、平和利用および軍事利用という利用目的の違いからも分類できる。水素の核融合は現在までに軍事利用として核兵器「水素爆弾」に利用されている。ウランやプルトニウムの核分裂は平和利用として原子力発電に利用され、また軍事利用として原子爆弾などの核兵器に利用されている。水素の核融合を平和利用として発電に利用するためには制御核融合と呼ばれる技術が必要であり、現在研究開発が進められている。

核反応は、通常は放射線、またはこれを持続的に発する能力(放射能)を持った放射性物質の発生を伴うが、放射線は生物に対して毒性を持つため、原子力は放射線の危険の問題と切り離せない。

引用『ウィキペディア(Wikipedia)』

Recent Entries

  1. 学校では教えてくれない原子力について